2011.08.18 Thursday
フィンランドの老人ホームを訪問しました。
「クスタン・カルタノ」という高齢者施設を訪問させていただきました。
ヘルシンキ市営(社会福祉局、保健局)1953創立
定員500名 緊急ステイ10名
家庭内(外来)と施設内、両方のケアを行っている。リハビリ、デイサービス
緑の豊かな広大な土地に、老人ホームが8棟、それぞれが地下でつながっている(驚き!!)
それぞれの特徴(体に障がいがある、認知症がある、健康であるなど)によって分かれている。
各階にスタッフ、キッチン、サウナを完備している。
スタッフの話によると、今後、こういう施設を減らして、なるべく自宅ですごせるようにしていきたいとのこと。
「質の向上のために心がけていること」は下記の通りだそうです。
・痛みへのケア
・寝たきりにしない
・投薬
・「ジョクソウ」防止のマット
・尿漏れの対応
・睡眠薬を減らしている
・「看取り」ドクターとの連携・・ここで看取るのは、良いこと。
・近親者と常に連携している
・決められた面会時間はない。いつ来てもいいし、泊まっていってもいい。
誰もが安心して老後を迎えられます。
でも、そのために消費税率は22%、所得税は60%になることも。
だからこそ、国の政治に無関心なんて人はだれもいない。
いろいろと考えさせられます。
だから、老若男女問わず、